平成23年度から、3歳以上児を対象に「リトミック」という取り組みを始めました。「リトミック」とは、スイスの音楽教育家・作曲家ダルクローズによって提唱された音楽教育です。日本でも明治時代に紹介され、その後、幼児教育や障害児教育でも応用されるようになりました。身体の動きを通して音楽を体感し、心身の調和と一致を促し、音楽的なセンスを培うものです。特定非営利法人リトミック研究センターでインストラクターの認定を受けた講師を招いて、毎月2回実施しています。「リトミック」では動きを通して音楽を学ぶので、その学習過程では創造性や想像力が養われ、その結果生活に必要ないろいろな感覚的センスを総合的に経験することができます。
これまでも浜ヶ城保育園では「食」の重要性を認識し、食育の充実に努めてきました。平成17年には国の政策として「食育基本法」が施行されました。厚生労働省から出された方針の中に「食育の目標」が掲げられています。
目標となる姿になれるよう、保育園では年齢、発達状況に応じて健康、人間関係、文化、いのちの育ち、料理などいろんな観点から保育に取り入れています。家庭と保育園と連携して「食育」を進めて行きましょう。
毎月1回、第2・第3・第4のいずれかの土曜日を本園では「おにぎりの日」として、食育の実践をしています。その趣旨は次のとおりです。
その月の「おにぎりの日」は園だよりでお知らせします。ワーキングマザーに皆さまには朝の慌ただしい中、お手間を取らせたいへんだとは思いますが、上記の趣旨をご理解いたただき、ご協力くださいますようお願いします。
従来から本園では園庭横の敷地に菜園を設け、管理員が四季折々の野菜を栽培し収穫された野菜を給食の食材の一部に取り入れてきました。とくに夏野菜は毎年園児(年長・年中児)自らがクラスごとに苗を植え、管理員や保育士の助けを受けながら世話をして栽培しています。また、タマネギやさつまいもなど大量に収穫できるものは行事として苗植えと収穫体験を行なっています。
主食であるお米については、平成24年度から市内の荒川地区の農家から寄贈を受けています。とくに25年度は市内保育園の代表として贈呈式に参加した縁で、荒川のお米を定期購入する契約を結び、12月から給食で利用しています。
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保育園に新米110キロ贈る(いちき串木野市)
10月31日、いちき串木野市荒川地区の中山間団地から同市内各保育園に新米110キロが贈られた。この米は、中山間団地における農業の継続や農地の保全を組織的に行う目的で協定を結んでいる荒川第一団地(満薗耕司代表)で管理している農地を役員5人で耕作し収穫したもの。
この日は、同市の浜ヶ城保育園(兒島喜代子園長)の園児2人が代表として受け取った。保育園では11月16日、この新米を使って園児がおにぎりを作りおいしいと好評だった。
その他にも以下のような行事を食育の一環として実施しています。