2010年3月10日(水)の昼食
☆マーボー豆腐 ☆ニラ玉汁
●麻婆豆腐●
【材料】豚挽肉・人参・玉葱・干椎茸・筍・さつまあげ・豆腐・にんにく・しょうが(麦味噌・ケチャップ・味醂・砂糖・濃口・ごま油・塩コショウ・片栗粉)
●ニラ玉汁●
【材料】イリコだし・卵・ニラ・人参・玉葱・かまぼこ(酒・淡口・白だし・塩)
今日は風も強く、朝方雪もちらほら降っていました。
暖かくなったと思えば急に真冬のような寒さになりましたね…
暖かくして風邪をひかないように気をつけてください☆
さて今日の給食の主菜は“麻婆豆腐”です。
保育園の麻婆豆腐は市販の素と違い椎茸や挽肉のダシがよく出ていて歯ごたえもあります。
いつも何気なく食べている麻婆豆腐ですがこの料理の名前にはちゃんとした由来があるそうです。
時は1861年、日本では正に江戸時代が終わろうとしている頃の話です。
所は四川省成都。町はずれの万福橋のたもとに、陳春富という人が小さな食堂をオープンさせました。
陳さんの奥さんと子供もお店を手伝っていましたが、料理係の奥さんの顔にはあばたがありましたので、皆は「陳さんのあばたおばさん」と呼んでいました。
中国語であばたのことを麻子といいますので、「陳麻婆」となります。
この陳麻婆さんは料理がとても上手で、特に豆腐料理は値段も安く大評判でした。
陳麻婆さんの豆腐料理、これが麻婆豆腐の名前の由来だそうです。
今たくさんの料理があふれていますが、一つの料理が出来るまでには様々なストーリーがあるのです☆
今は洋食に中華と様々な料理が手軽に食べられます。
その分料理に対する思い出や感情が少なくなってきているのではないでしょうか…
食べるからには
「この料理だれが考えたのだろう?」
と小さな疑問でも感じながら食べられると食に対する想いも変わってくるのではないでしょうか。
さあ今日もモリモリ食べて寒さを吹き飛ばしましょう♪♪
明日の給食もお楽しみに☆☆